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ヤマハ「ぷりんと楽譜」で何週も連続で1位を獲得しているFoorinの「パプリカ」
NHK2020年東京五輪応援ソングにもなっており、まだまだ1位は続きそうですね!!
そんなパプリカをピアノで弾きたい!
でもよく分からない記号などもいっぱい…
そんな方の為に、ぷりんと楽譜のピアノ譜を解説!!
速度記号や強弱記号など、楽譜に沿って説明していきます。
独学でピアノを弾きたい
初めてピアノを始める方は、まずは自分でやってみようかなと思いますよね。
でもピアノを弾く為には音階を覚えるだけでなく、様々な記号も必要になります。
ピアノ教室に通えば先生に質問もできますが、独学だと1から調べるのも大変ですよね。
まずは基本的な楽譜の基礎から覚えて、音楽記号を調べて…
ピアノで弾き始めるまでに時間がかかります。
ここではその段階を全て飛ばして、最初からピアノに触って練習出来るように解説していきたいと思います。
最初に読んでおくと少し楽譜のことが理解できます↓
パプリカ ピアノ譜解説
ピアノ譜ダウンロード
まずは楽譜がなければ始まりません。
ぷりんと楽譜からFoorin パプリカ 中級の楽譜を手に入れましょう。
最初は初級からと思うかもしれませんが、初級は弾きやすくする為に曲調が違います。
曲調が違うというのは、弾きやすくする為に音の高さが原曲とは異なっています。
そして、なるべく黒鍵を使わない楽譜になっています。
音楽に合わせて一緒に弾けない!
今は簡単に携帯で音楽を流せますし、私は弾けるようになったら耳で本物の曲を聴きながら一緒にピアノを弾きたいんです。
きっと弾けるようになったらそう思うようになると思います。
ぜひ本物の曲を聴きながら一緒に合わせて弾いてみて下さい♪
パプリカのダウンロードはこちらから↓
でも初級の楽譜だと音の高さが違うので合わせて弾けないんですよね。
なので中級以上の楽譜をオススメします。
楽譜に音名を付ける
最初は弾きやすくする為に楽譜の音階に音名(ドレミファソラシド)を付けたほうが見やすいです。
ただこの楽譜は黒鍵も多く、途中で移調(後ほど解説)もあり、なかなか大変かもしれません。
この音名付けを、メルマガに登録していただいた方に限り音名が見れるパスをお送りします♪
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もちろん音階は自分で頑張るけど、記事の更新情報だけ欲しいなという方も大歓迎!
今後ぷりんと楽譜での解説もどんどん増やしていく予定です。
音名付けは自分で頑張った方が早くに音符の位置が覚えられるようになりますが、とても時間がかかります。
最初から音名を付けた楽譜を弾いていても、音符の位置は自然と覚えられるようになるものです。
それなら弾きながら覚えた方が効率がいいと私は思います。
速度記号
まずは楽譜の最初にある数字の部分。
これはこの楽譜のテンポを表しています。
最初の練習のうちはテンポは気にせずゆっくりと練習しますが、弾けるようになったらこのテンポも意識してくださいね。
テンポはメトロノームを使用して確認していきます。
昔はねじ式のメトロノームを使用していましたが、今はアプリでも便利なメトロノームがあります。
どの程度の速さなのか、使用して確認してみてください。
ただ今回は数字の横に( )で音符が書いてあります。
これは楽譜内にあるは全てに置き換えて弾きましょうという意味になります。
例えば
このように16分音符が並んでいた場合は
下記のように置き換えて演奏します。
全て置き換え後の音符で楽譜を作成するととても見づらい楽譜になってしまいますね。
なので最初に指定して、あとは全部自分で置き換えてね!
という指示を出しています。
調と調合
次は楽譜の先頭を見てみましょう。
パプリカはイ長調になります。
イ長調はファとドとソにシャープが付き、楽譜内では全ての高さでシャープが適用になります。
ただし、サビのCの手前部分から調が変わり変ト長調になります。
この途中から調が変わることを移調といいます。
楽譜を見ると今までのシャープの部分にナチュラルが付き、代わりにシ・ミ・ラ・レ・ソ・ドにフラットが付いています。
ドの半音下げるってどこ弾けばいいの??
そうなんです。
半音下げて黒鍵を弾くだけなら簡単ですが、ドは半音下げる黒鍵がありません。
なのでこの場合はドは半音下げて白鍵のシになります。
混乱しそうな場合は音階を付ける時点で半音下げた音を書いてしまった方が簡単かもしれませんね。
そしてまたサビが終わり、Dの1小節前の部分から最初のイ長調に戻ります。
音楽記号
ここからは楽譜の流れ通りに解説していきます。
楽譜の最初に強弱記号があります。
メゾピアノ → やや弱く
出だしはやや弱めに弾きましょう。
これは次の強弱記号が出てくるまで続きます。
次に最初の音符に付いている点。
これはスタッカートという音楽記号になります。
スタッカートが付いている音符は跳ねるように短く弾きましょう。
Aの部分は特に新しい音楽記号もありません。
音符通りに弾けばOKです。
最初は左手のリズムが難しいと思いますが、ほぼ同じリズムの繰り返しなので一度弾ければあとは簡単です。
右手は歌の部分なので、まずは右手をサラっと弾けるようになるまで練習し、左手は右手を弾きながらリズムを合わせて練習しましょう。
Bの手前での記号が出てきます。
メゾフォルテ → やや強く
Bからメロディーが変わるので、今までよりは少し大きな音で弾いてください。
Bの始まりに繰り返し記号があります。
これは反対向きの繰り返し記号が出て来た時にここに戻ってくるという記号なので今は特に気にせずに進んでください。
そしてBの2小節目にこんな小さな音符が出てきました。
この小さな音符、パプリカの楽譜にはちょこちょこ出てきます。
Bの4小節目にもありますね。
この小さい音符は繰り返し後に弾く時の音符になります。
歌詞も1番と2番の両方が書かれていますね。
音符も一緒です。
ただ音符は2行に分けて書いたりは出来ないので、2回目に弾く音符は小さくなっています。
次に、臨時記号が出てきます。
【臨時記号とは】
楽譜の途中で出てくるシャープ・フラット・ナチュラルなどのこと。
同じ小節の中にあり、同じ高さの音のみ再度適用になる。
まずは2小節目の
フラット → 半音下げる
臨時記号が付いているので、この音は半音下げて弾きます。
次に3小節目の
ナチュラル → シャープ・フラットなどの指定を戻して音符そのものの音を弾く
前の小説で臨時記号が付いているので、その音を元に戻す記号です。
ただ臨時記号は同じ小節内の場合のみ適用なので、本当はこのナチュラルは付いていなくてもこの音符は白鍵のミになります。
間違えて付いてるのではなく、親切にここは元の音です。と教えてくれている記号ですね。
パプリカの楽譜に限らず、他の楽譜でも親切に教えてくれているものもありますよ!
そして4小節目にまた臨時記号が出てきました。
シャープ → 半音上げる
半音上げる記号ですが、ミの音にシャープが付いています。
ミの半音上げた音はファになります。
同じように次の小節ではナチュラルが付いているので、元の音に戻して下さい。
この先の譜面にも臨時記号は多々出てきますが、方法は一緒なので説明は省いていきます。
Bの最後にクレッシェンドが書かれています。
クレッシェンド → だんだん大きく
Cからサビ部分になるので、だんだん盛り上がるように大きく弾くようにしてください。
クレッシェンドの最後がになっています。
フォルテ → 強く
クレッシェンドでだんだん大きくし、サビからずっと大きな音で弾きます。
ここからサビ部分になり、調が変わります。
今まではイ長調でファ・ド・ソにシャープが付いていましたが、サビからは変ト長調に移調します。
シ・ミ・ラ・レ・ソ・ドの音を半音下げて弾いていきましょう。
Cの上にあるダル・セーニョは今は関係ありません。
後ほどこの記号のところに戻って演奏する記号なので、今は気にせずに先に進みましょう。
同じようにコーダも今は関係ありません。
弾き進めると、1番かっこ・2番かっこが出てきます。
これは1度目に弾く時は1番かっこ。
繰り返し後、2回目に弾く時は2番かっこを弾きましょうという記号になります。
Dの1小節前からまたイ長調に戻ります。
調号の指定通り、ファ・ド・ソを半音上げて弾きましょう。
そのまま弾き進むとリピート記号が出てきます。
この記号が出てきた時は直前のに戻ります。
今回はBの始めにがあるので、ここまで弾いたらBの戻りましょう。
リピート記号の直前にメゾフォルテがあるので、ここからの強さはメゾフォルテになります。
メゾフォルテ → やや強く
Bに戻り、楽譜2枚目の最後まできたら次は2番かっこに飛びます。
Eからは強弱記号がに戻ります。
メゾピアノ → やや弱く
Eの部分には特別な音楽記号はありません。
最後の部分にCでも出てきたクレッシェンドが出てくるので、だんだん大きく弾きましょう。
Fにも特に難しい記号は出てきません。
Fは4枚目の下から2行目が最後になります。
この記号が出てきたら、楽譜内のダル・セーニョ記号がある部分に戻って弾きます。
パプリカの楽譜ではCの部分にがあるので、Cに戻ります。
Cに戻り弾き進めると、コーダマークが出てきます。
コーダマークが出て来たら同じコーダマークがある所に飛びましょう。
楽譜4枚目の最後にコーダマークがあるので、その小節に飛びます。
コーダ後2小節目にある臨時記号のナチュラルが付いています。
変ト長調はドもフラットで指定してありますが、ナチュラルが付いているので半音下げずにそのままドを弾きます。
そして最後の記号。
これはタイになります。
音符は2つありますが、タイで繋がっている場合はずっと伸ばして弾きましょう。
2つの音符の合計拍数を伸ばすことになります。
この楽譜は親指でシの音を押し続けたまま、残っている4本の指でミソソと弾きます。
これでパプリカの音楽記号などの説明は終了です。
演奏順番
パプリカは繰り返し記号やダル・セーニョ、コーダなどの様々な繰り返しが出てくるので1から順番を載せておきます。
パプリカは歌詞が付いているので歌詞の順番の通りに弾いていけば大丈夫です。
ただ楽譜の順番で覚えておくと、歌詞を探すより楽だと思います。
まとめ
最初はあまり強弱などは気にせず、自由に練習して楽しく弾いてくださいね♪
絶対に必要な繰り返し記号など、気になったことはどんどん楽譜に書き込みしちゃいましょう!
何か分からないことなどがあればいつでも質問欄からお待ちしています。
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