自分のこと

線維腺腫を手術で取りました 2回目の腫瘤摘出術について

胸のしこり。
見つけたときは本当に血の気が引きました。

私は線維腺腫というものでしたが、右と左で1回ずつ摘出術を受けています。

今回は2回目のしこりを見つけてから、手術そして術後の事を中心に記しておこうと思います。

1度目の線維腺腫

しこり発見

最初のしこりは右側。
21歳ごろだったと思います。

 

小林麻央さんが胸のしこりを発見した際に「何気なく、胸元から手を入れて発見した」とありました。

本当に同じです。

そこが痛いわけでも、違和感があるわけでもありません。
でも何気なく触ったところにしこりがありました。
ピンポイントでその場所を触ったんです。

しかも2回とも

何でしょうね。
体がここにあるよ。と教えているんでしょうか。
不思議です・・・

 

発見時は1人でパニックでした。
何度触ってもある。

デカい。
何でこんなになるまで気が付かなかった?

とりあえず母親に相談して、彼氏(今の旦那です)に電話。
何を話したかは覚えていませんが・・・

両性のしこりは動く
悪性のしこりは動かない

よく聞く言葉ですが、当時はスマホがあるわけでもないので知識もなく・・・
診察してもらうまでは、ただただ不安な日を過ごしていました。

産婦人科で診察

20歳そこそこで産婦人科なんて行った事もないので、それだけで緊張しました。
だいぶ昔の事なのでハッキリは覚えていませんが・・・

産婦人科では

「多分両性のしこりだとは思います。ただ大きさが大きいので、大きな病院で診てもらいましょう。」

産婦人科では確定の診断は出来ないそう。

手術して、摘出したものを調べてから確定だそうです。

産婦人科では紹介状を頂いて終了です。

手術

紹介された病院では、エコー検査、マンモグラフィーの検査を行いました。

その後、まずしこりに針を刺して細胞を検査することを勧められましたが

「細胞の検査はいいので、先に手術で取って下さい」

とお願いしました。

大きさは3~4cm。
胸が張っている時にしこりが押されているのか、痛みが強い日があったので早めに取りたい。

その後日程調整をして手術をし、無事に良性の線維腺腫の確定を貰いました。

現在傷跡は、よーーく見ないと分からない程薄くなっています。

2度目の線維腺腫

2度目の線維腺腫はつい最近のことです。
こちらの手術を詳しく書いていきたいと思います。

しこりの発見

2度目のしこり発見も何気なく触ったところにしこりがあった。
そんな感じです。

今回は左側。もちろんビックリしましたが、

「え?また??」

という気持ちが大きかったです。
それでもやっぱり不安・・・

しこりは動く。前回と似てる。
大丈夫。多分大丈夫。
前回よりは小さい気がする。
脇の下にはしこりはなさそう。
でも本当に大丈夫?
子供もまだ小さいのに・・・

その日のうちに産婦人科へ電話しました。

産婦人科で診察

産婦人科の診察は、電話したその日に診てもらえる訳ではありません。

エコーの技師さんがいる日、しかも予約でも埋まってる事が多い。

それでも、しこりを見つけたので早めに診てほしいとお願いしたところ、3日後程度に予約を入れてくれました。

当日
入念にエコーでチェック。

元々小さいしこりのような物は何個かあるのは自分で知っていました。
本当は定期的に通わなければいけないのですが、特に大きくなるわけでもなくいつも通りだったので今回も1年空いてしまっていました。

そして今回急激に大きくなったしこり。

やっぱりきちんと定期的に通わなくてはいけませんね・・・

チェック後、「何個ぐらいありました?」と聞いたところ

『とても小さいのも合わせると20個ぐらいありますねー』

・・・え?20個!?

そんなにあるの??ありすぎでしょーーー
私は出来やすい体質みたい。

とりあえず産婦人科の診察では良性のしこりのよう。
ただ急激に大きくなるものは悪い物の場合があるので、一度大きな病院で診てもらいましょう。
とのことでした。

1度手術してることもあって

「今回も良性でも何でもさっさと取ってしまいたい!」

そう伝えたのですが

『ガンではないので、診察もすぐは診てくれないかもしれませんね。
まして手術だと後回しにされるかもね。』

と言われてしまいました。

そんなもんなのかー

総合病院で検査

約1ヶ月後。
やっと診察です。

まずは産婦人科以上に時間をかけてエコーの技師さんがチェック。

しこり1個ずつ細かく診ていきます。
でも20個もある・・・
時間がかかるーーー

たくさんあってすみません・・・

 

その後女性の医師とお話。

『取りたいの?まだ大きさは小さいけどねー(3cmないぐらいでした)』

そこの病院だと3cmを超えると手術しましょうか。となるらしいです。

 

『ま、でも取りたいなら取っちゃいましょうか。どこの日付がいい?』

トントン拍子で手術の日程まで決定。

『とりあえず一応、針刺して細胞診もしときましょうか』
・・・手術決まってても細胞診するのね・・・

 

細胞診は医師の先生と、一緒にいた若い医師の先生の2回行いまいした。
しこりに直接針を刺して細胞を取り出します。

 

よく分からないけど・・・
これって2回必要なの?
そんなに痛いわけじゃないけどさ。
ま、すぐ終わったしいいんだけどさ・・・

その日は手術当日の簡単な説明と採血を行って終了。

手術当日

やってしまいました。
朝からダルイ・・・
測ったら熱がある。

前日、何も考えず子供用に庭にプールを設置して遊ばせてました。
ものすごく暑い日。

帽子かぶってましたけど、軽い熱中症にでもなっちゃったのかな。
疲れちゃったからかな?

でも出発は昼だから、それまで寝てれば大丈夫。多分・・・

そんな状態で無理矢理行った病院。
『本日の体調はお変わりありませんか?』
だよねー。そうだよねー。絶対聞かれるよねーー。

「朝ちょっと熱が・・・でも今は元気出てきたから下がってるかも!」
と言いながら体温38.3・・・

ダメか―。
ここまで来たけどやっぱりダメか。

 

会社休んで来たんです!
やって下さい!!

なんて無理なお願いもしてみちゃいました。
先生達、申し訳ありませんでした。

とりあえず手術は延期・・・

2回目の手術当日

今回は体調バッチリ!!
風邪もひいてません。

病院につくと、パジャマのような手術着に着替え検温、血圧を測定していきます。
食べ物、飲み物に制限はありませんでした。

ただ手術着に着替えた後は飲食禁止
禁止と言われると喉が渇くーー。気がする。

 

いざ手術へ!!
手術室の前で髪ネットを被り、靴からスリッパへ。
さすがに緊張してきました・・・

手術台に寝転がると・・・暖かい!!
手術中ずっとポカポカでした。
あとはもう、されるがままです。

「血圧計付けますね」
はーい。
(普段低いけど、緊張で今日は血圧高かったりして・・・)

「点滴付けますね」
はーい。
(いててて・・・血管細くてすみません・・・)

「電気メス使うので電気を逃すパッド貼りますね」
はーい。
(電気メス!なにそれーー)

「台傾くので、固定しますね」
はーい。
(やっぱり固定するんだよね。動かないのにー。でも固定されるとそれだけで怖い!)

「じゃ、はじめますね」
はーい。
(そんな簡単にはじまるのーー!?怖いー)

「麻酔の針は少し痛いけど、手術中痛くないように多めに麻酔しときますからねー」
はーい。
(麻酔が一番痛いでしょ!!けど、ここだけは我慢。)

1人でずっとそんな感じで考えてました。

麻酔が効いてしまえば手術は全然痛くない。

痛くないから、もう寝ていたい。
局所麻酔だけど寝てる間に終わらせたい。

でも目を閉じていると、「miiさん!大丈夫ですか?」と肩をトントンと・・・
手術中は患者さんの表情とかも見てるのかな。

 

始まってからは30分程度で終了。

体に付けたものを全部はずして、自分で歩いて別の場所まで移動します。

日帰り手術なので、自分で着替えてお会計してこの日は終了です。

もちろん運転は出来ないので、旦那に付き添ってもらいました。

入浴はいつから?

手術終了後に、お風呂はいつから入っていいですか?
と質問したのですが・・・

『今日は控えて下さいね。防水テープ貼っておくので明日からはシャワーは大丈夫ですよ。湯舟は次の診察まで待ってね』

とのことでした。

明日からシャワー浴びていいの!?

1回目の手術の時は、何日間か入れなかったような気が・・・
母に洗面台で髪を洗ってもらってた覚えが・・・

今回は防水テープが貼ってあった為、毎日自分で貼り直したりなどは一切ありませんでした。

手術後について

手術前に、術後すぐから飲んで下さいね。と先に薬を渡されていました。

帰宅後、すぐに痛み止めを飲む。
薬は飲んだけど、そこそこ痛い・・・
動けないほどではないけど、やっぱり痛いものは痛い!

手術当日は家事はせずになるべく早くに就寝zzz

 

次の日
あれ?こんなもん??

仕事はお休みを頂いてましたが、思った以上に痛くない。
全く痛くないという訳ではないですが、全然動けます。

1回目と全然違うー!
10年経ってるし、手術の方法も違うのかな?
(1回目と2回目は違う病院です)
大きさも小さかったから痛くないのかな?

人によって個人差はあると思いますが、私は次の日から動けました。

一応3日間は痛み止めを飲んでましたが、飲まなくても平気だったかもしれません。

1週間後の診察

術後初めての診察。

傷の下に塊があり、まだしこりがあるんじゃないの?と思う程です。

質問したところ、それは手術後には仕方のないもの。
消えるまでには年単位でかかるかも。

とのことでした。

診察は防水テープなど全部剥がして傷を確認。

『大丈夫ですね!もう来なくていいですよ。しばらくはこの優肌絆だけ貼って下さいね。』

5分程度で終了です。

優肌絆はこんな感じのです↓
ケアメイト 優肌絆 プラスチック 太(1巻入)
これで2回目の腫瘤摘出術もすべて終了しました。

まとめ

しこりを見つけた時は本当に血の気が引きました。
私は2回とも良性のしこりでしたが、いつ、どんなタイミングで悪性の物が見つかるか分かりません。

皆さん、1年に1回は乳がん検診に行ってくださいね。

私にはまだまだ小さなしこりもあるようなので、定期的に検査にちゃんと通おうと思います。